2020年6月19日金曜日

ショートによる事故防止

家庭やオフィスで電源をショートさせることはめったにないと思いますが、ショートは大きな電流が流れるため発火し火災を起こすことがあります。どのような時にショートさせることが多いでしょうか?
家庭などで多いのはドアや家具などに家電などの平行ビニールコードを挟んでいて、知らないうちに被覆がはがれてショートする場合です。スチールのロッカーに電源コードがこすれて傷つき、ロッカーを通してショートするということもあります。

コードが傷ついてグランド側に電流が流れれば漏電ブレーカーが働く場合があります。また、ショートして電流が大きければ過電流でブレーカーが働く場合もあります。しかし、ブレーカーが必ず働くとは限りません。中途半端な電流ではブレーカーが働かずに発火、火災に至る事も考えられます。
電気製品の電源コードは傷つかないようにする。時々点検して傷がついていないことを確認するなど、気を付けましょう。傷がついている電源コードはショートしなくても事故の原因になりますので使用を中止してください。

ショートですが、交流100V電源ではなく、乾電池でもショートさせれば危険です。電池を捨てる時に端子部分を絶縁テープでふさぐなどして捨てるのはショートして発熱発火することを防ぐためです。乾電池だから大丈夫だろうとバカにせず、どんなに小さな電池でも、ショートさせないように注意してください。

リチウムイオン電池や、自動車の鉛バッテリーなどは非常に大きな電流が流れますので、ショートさせることは大変危険です。自動車の場合は自分で部品をとりつけたりする人もいますが、実際に自動車に自分でフォグライトを取り付けてハーネスが傷ついて自動車を燃やしてしまった人などもいます。車体とバッテリーのマイナス側はつながっていますので、プラスの電圧がかかっている配線が部品のエッジなどで傷ついただけでも車体を通してショートし危険です。

自動車のバッテリー交換でショートさせてしまう事故があります。マイナス側がつながったままでプラス側の端子をスパナで緩めようとして、スパナの反対側が車体に触れてショートさせてしまうことが考えられます。スパナが溶けるほどの電流が流れます。
プラス側のコネクタ、端子、配線を触るときは、必ずバッテリーのマイナス側端子を外してから作業をしましょう。また、万が一何らかの理由で配線がショートしたときに発火しないようにフューズを電源に近い方に必ず取り付けておきましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿