2020年6月8日月曜日

身近な事故防止 感電防止

感電事故は家庭でも起こる命にも関わる事故ですので、十分注意したいものです。

子どものころテレビの裏側で遊んでいて金属部に触れて感電したことがあります。詳しくはわかりませんが、1960年代の電気製品は今ほど安全ではないものがあったのかもしれません。そのころ子どもながらに、電線に止まっている鳥は電流が流れないから感電しないのに、自分は一か所しか触っていないのになぜ感電するのか不思議でした。

電源コンセント(アウトレット)の両側を触れば100Vかかっているので電流が流れることはわかります。ところが、片側を触っただけでも感電します。(危険ですので試さないでください)一般家庭の電源は片側が接地(アース)されているので、アース側を触っても電流は流れませんが、アースされていない側を触ると床などを通して電流が人体を通して流れるからです。ただ、床などはある程度抵抗を持っているので人体を流れる電流が抑えられることがありますし、漏電ブレーカーが設置されていれば漏電ブレーカーが作動して電流が止まる事で感電事故が防止できることがあります。

人はどの程度の電流が流れると危険なのでしょうか?
5mA 痛い
10mA 我慢できない
20mA 動けなくなる
50mA 命に係わる危険な状態
100mA 致命的

人間の皮膚の抵抗、人体の抵抗、履物や床材の抵抗などで、おおよそ5kΩ程度だとして、100Vですから、
I=E/R=100÷5000=0.02
20mAですから触ったまま動けなくなる可能性があります。
濡れた手や濡れた床などでは抵抗が小さくなるので、致命的になる可能性があります。
風呂場にやたらと電気製品を持ち込むのは危険だということがわかります。

電池など電圧が低い場合は安全でしょうか?
5Vや10Vくらいまでならそれほど大きな電流が流れないので、感電することはほとんどないと思いますが、車でも大型車が使っている24Vになると感電する危険性が出てきます。過去に35Vで感電死した事故があるそうです。

家庭で感電事故を起こさないためには
・子どものいる家庭では、コンセントに触らないように保護具などで対策する、マイナスドライバーなど、コンセントに刺さるようなものを手が届くところに置かない。
・ペットのいる家庭では電線を噛まないようにしておく
・プラグや電源コード等が欠けたり傷がついて壊れた製品は使わない。(廃棄するまで、電源コードを根元から切って使えないようにしておく)
・老朽化している電気製品は使わない(同様に使えないように電源コードを切る)
・濡れた手でプラグ等を触らない
・防水されていない家電製品を屋外やふろ場で使わない
(電動工具での感電も多い様ですので、十分注意してください)
・漏電ブレーカーを取り付ける(最近は配電盤側についている場合が多い)、
・洗濯機、温水便座など、アースをとるようになっている製品は必ずアースをとる(アースがとれない場合は電気店に相談して、アースをとれるようにしてもらう)
・プラグや電気製品の修理は専門家に任せる

など、日ごろから感電事故に注意しましょう。



コンセント片側と床の間にかかる電圧


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